大阪・施設見学

平成25年1月26・27日、横浜市高齢福祉部会女性施設長会主催で大阪にある特養の施設見学が行われ、
幣法人からも3名が参加致しました。

居室のメインが4人部屋である「従来型特養」と、個室のみからなる「ユニット型特養」
2つの施設を見学して参りました。

個人の自立・プライバシーに配慮するとの考え方から、
現在はユニット型特養の建設が主流となっています。
ユニット型特養はユニット(1ユニット10名が標準となる、利用者様の生活の場)の独立性が高く、
そのユニットに勤務する職員の介護への思いが、ユニット運営に大きく反映されると言われています。
今回見学させて頂いたユニット型特養の職員の方からも、ユニットづくりに対するこだわりを伺い、
介護に携わる人の違いで、日常のケアに大きな違いがあらわれることを再認識しました。

それと同時に、職員のケアに対する強い気持ちと、職場のコンプライアンスとを調和させて
いかなければいけないと、法人の職員として考えました。

幣法人も4月にユニット型特養の開所を控えています。
その準備のさなかに施設見学を行い、法人の福祉事業への考え方が、
日常のケアを行う職員ひとりひとりの行動に影響を及ぼす場面を目の当たりにし、大変勉強になりました。

 

また、2日目は、特養「同和園」付属診療所の医師である中村仁一先生によるご講演を伺いました。

先生は「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(幻冬舎新書)の著者でいらっしゃいます。
ご講演の中では、人が「自然のまま」でいることの大切さをお話され、食べたくない、飲みたくない人に
無理に召し上がって頂こうとすることが、かえってご本人の負担になっている、と伺いました。
だんだん食事を摂られなくなり、衰弱していく場面に直面することは、
家族として、とても厳しいものと思いますが、何がご本人にとって最善なのか・・・。
ご家族とともに考えていく必要があると痛感しました。

施設見学、そして中村先生のご講演を聴き、
「入居者様、ご家族、職員、皆の安心、安全の場でありたい」
幣法人のこの理念を基本とし、施設に集まる全ての人が安心できる施設づくりをしたい。
その気持ちをあらたにした2日間となりました。

貴重な見学の機会を下さった皆様に大変感謝をしています。

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